10月21日(土)に自由が丘で、本間朝子主催「時短家事セミナー」を開催しました。
今日は「洗濯の効率化」を考えて行きたいと思います。
洗濯という作業は基本的に、
・
・
・
・
の4工程でワンサイクルになっています。
洗濯を効率化するには、この工程をまとめたり、省いたりするのが効果的です。
〈効率化の例〉
●「洗う」と「干す」の工程をまとめる
例えば、これまで使っていた「全自動洗濯機」を「洗濯乾燥機」に変えます。
それにより、「洗う」と「干す」の両方を洗濯機がするため、「干す」作業を
減らすことができます。
●「たたむ」を省く
これまでたたんで引出しなどにしまっていた服やバスタオル、シーツ等を
できるだけハンガー類にかけて干し、そのまましまうようにします。
ハンガーのまましまうことで、「たたむ」を減らすことができます。
●連続で使って「しまう」を省く
シーツやカバー類は、いくつかを交代で使うのではなく、ひとつを連続で
使うようにすると、しまう手間が省けます。
洗濯して乾いたら、そのシーツやカバーをまた布団や枕にかければ、「しまう」
工程がなくなります。
●
また、洗濯物を運ぶなど、「移動」も負担が大きいので、近い場所で作業が
できるようにすることも大切です。
一番いいのは、「洗う」から「しまう」の全て工程が同じ場所でできること。
ただそれは現実的に難しいので、各工程の場所を近づけたり、移動しやすい
環境にします。
〈動線の改善例〉
・ 洗濯機のそばに、干せる場所を作り、除湿機やサーキュレーターを設置します。
これで「洗う」と「干す」が近い場所で行えるようになります。
・
干し場までの通路をできるだけ短く、広めに確保します。
・
しまう場所のそばに、洗濯物をかけられるようにします。
洗濯物をピンチから外しながら軽くたたんで、ポイッとしまえるように
すると移動が無くなります。
・ 収納場所の数を減らすと移動が減ります。
収納場所はあちこちに作らず、なるべくまとめましょう。
家族が協力的な場合は、しまう工程を各自に任せるといいですね。