3/7発売「ESSE4月号」の巻頭特集「家事がはかどる部屋づくり」で、
19ページにわたって家事のアイデアを紹介させていただきました!
レシピやコラムも充実している読み応えのある号です。
よろしければぜひご覧ください♪
8/20発売「もっと心地いい暮らしを作る家仕事」で片づけを紹介しています
8/20発売の「リンネル特別編集 もっと心地いい暮らしを作る家仕事」で、
4ページにわたって片づけのアイデアを紹介させていただきました!
リンネルらしい、とても雰囲気のある素敵な本なので、よろしければぜひご覧ください♪
今回は表紙にも名前を掲載いただきました。
食器棚の収納を考える
この引き出しは自分で深さを決めたのですが、私は「違う種類の食器は
重ねない」ようにしているので、かなり浅めに作っています。
(3段で上から70mm、70mm、200mm(3段目はストック等の収納用))。
深さのある食器類が入らなくて困るかも知れない・・・というリスクはあった
のですが、現在所有しているものは問題なく入ることと、浅く作れば引き出し
の数が増やせることを考えて決定しました。
今のところ、浅いゆえに違う種類の食器を重ねず並べられて、出し入れが
とてもスムーズにできています。
【一番上の段】
カトラリー類を入れています。
カトラリーの収納には「無印良品の文房具ケース」を使っています(奥側)。
このケースは仕切り板が付いていて、自分の好きな長さで仕切れるので便利。
本来はペンを入れるところに、スプーンやフォークを入れ、消しゴムを入れる
ところに箸置きを入れれば、サイズ的にピッタリです。
【二段目】
茶碗類や小皿系を収納。
食器だけで仕切りがないので、引き出しの開閉によって食器が動いてしまう
のを防ぐために、表面がゴツゴツした食器棚シートを敷いています。
(これを敷くとまったく動かなくなります)
またよく使う保存容器もここに収納し、余ったおかずなど詰める時は、容器が
入った外箱ごと取り出して使用しています。
小皿類の収納場所は上段でも良かったのですが、引き出しの上に、
プッシュ式の作業台があり、ご飯をよそう時などにこれを出すと上段からは
物が取り出せなくなります。
そのため、作業台を出していても、食器の出し入れが可能な下段に皿類を
収納することにしました。
カトラリー類の入った一段目を使うのは主に調理後なので、このような配置にしています。
まだまだ見直すこともあるかと思いますが、しばらくはこれで様子を見てみたいと思っています。
キッチンのデメリットを活用してみる!
こちらは先日引っ越した家のキッチンです。
シンク下の引き出しが少々変形になっています。
排水パイプにあたる部分がカットされているため、収納できる面積が減り、収納スペースが細長い形状に
なっています。
収納アドバイザーの方が、こういうキッチンはやめた方がいいと言っていたので、ちょっと悩んだのですが、
その他は気に入ったので、思い切ってこの物件に決めました。
さてこのキッチン、入居前はこの変形さがデメリットだとばかり思っていたのですが、使い方次第では、
けっこう便利に使えることが分かりました。
と言うのは、この引き出しの下の段に、空き缶やビンを入れるカゴを置いているのですが、引き出しが
変形のおかげで、かがんで下の段を開けなくても、切り目から、下の段に缶やビンが入れられるのです。
下の段は変形ではないので正方形のカゴなどを入れることも可能です。
それまではかがんで下の引き出しを開くのが面倒で、缶やビンがシンクに置かれたままになっていることも
多かったのですが、この方法を取り入れてからは、きちんとカゴに入っているようになりました。
私はボウルや鍋を少ししか所有していないので、収納面積が少なくても支障がなかったというのもありますが、
一見デメリットと感じる部分も、使い方次第であらたな発見もあり、その試行錯誤が効率化にも
つながるのではないかと思いました。
洗濯を効率化してみる
今日は「洗濯の効率化」を考えて行きたいと思います。
洗濯という作業は基本的に、
・
・
・
・
の4工程でワンサイクルになっています。
洗濯を効率化するには、この工程をまとめたり、省いたりするのが効果的です。
〈効率化の例〉
●「洗う」と「干す」の工程をまとめる
例えば、これまで使っていた「全自動洗濯機」を「洗濯乾燥機」に変えます。
それにより、「洗う」と「干す」の両方を洗濯機がするため、「干す」作業を
減らすことができます。
●「たたむ」を省く
これまでたたんで引出しなどにしまっていた服やバスタオル、シーツ等を
できるだけハンガー類にかけて干し、そのまましまうようにします。
ハンガーのまましまうことで、「たたむ」を減らすことができます。
●連続で使って「しまう」を省く
シーツやカバー類は、いくつかを交代で使うのではなく、ひとつを連続で
使うようにすると、しまう手間が省けます。
洗濯して乾いたら、そのシーツやカバーをまた布団や枕にかければ、「しまう」
工程がなくなります。
●
また、洗濯物を運ぶなど、「移動」も負担が大きいので、近い場所で作業が
できるようにすることも大切です。
一番いいのは、「洗う」から「しまう」の全て工程が同じ場所でできること。
ただそれは現実的に難しいので、各工程の場所を近づけたり、移動しやすい
環境にします。
〈動線の改善例〉
・ 洗濯機のそばに、干せる場所を作り、除湿機やサーキュレーターを設置します。
これで「洗う」と「干す」が近い場所で行えるようになります。
・
干し場までの通路をできるだけ短く、広めに確保します。
・
しまう場所のそばに、洗濯物をかけられるようにします。
洗濯物をピンチから外しながら軽くたたんで、ポイッとしまえるように
すると移動が無くなります。
・ 収納場所の数を減らすと移動が減ります。
収納場所はあちこちに作らず、なるべくまとめましょう。
家族が協力的な場合は、しまう工程を各自に任せるといいですね。