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あなたの“ボトルネック”はどこですか?

「家事の効率化と言っても、まず何をすればいいの?」

 

そう思った時に、ぜひ取り入れて欲しい考え方があります。それは『ボトルネック』という考え方です。

 

「ボトルネック」は、ビジネスの改善でよく使われるのですが、そのまま訳すと「ビンの首」ですよね。ビンの首は細く、

その部分を通る時に流れは遅くなり渋滞します。

 

つまり「ボトルネック」とは、作業のプロセスなどで流れが悪く、最も時間や手間がかかる箇所のことを言います。

この流れの悪い箇所によって、作業全体に悪影響が出てしまうのです。

 

これは家事でも同じで、「ボトルネック」になっている箇所をそのままにしておくと作業全体の効率が下がってしまいます。

ですので、この「ボトルネック」を探し、ネックになっている箇所をなくして流れを良くすることで、家事も効率的になるのです。

 

例えば、毎日味噌汁を作りたいAさんは、出汁を作ったり、具を刻むのは苦にならないけれど、「味噌を計量して溶かす」

という作業だけは手間取り、「やりたくない」と感じていました。

そのために、直前になって味噌を使わないスープに変えたり、汁物自体を献立からはずしてしまうことがたびたびありました。

 

Aさんにとっては、この「味噌を計量して溶かす」が「ボトルネック」になっていたのです。

 

そこでAさんは、この「ボトルネック」を解消すべく、

 

・味噌を既存のパッケージのままではなく、開閉が簡単な容器に入れ変えました(下写真)

 

味噌ポット

 

 

 

 

 

 

 

味噌をもとの容器のままセットできる味噌ケース

 

 

・冷蔵庫の取り出しやすい位置に味噌を置き変えました

・味噌の計量と溶かす作業が、簡単にできるキッチンツールをすぐ手に取れる場所に配置しました(下写真)。

 

 

 味噌ポットと味噌マドラー 味噌マドラー

 

 

 

 

 

味噌ポットと味噌汁

 

 

 

 

 

 

 

このツールを味噌に差し込んで回転させると、大さじ1または2の味噌がすくえ、

このまま出汁に入れて簡単に混ぜ溶かすことができる。

 

 

それにより、味噌汁作りのストレスがなくなり、スムーズに楽しく、毎日作れるようになりました。

 

 

Aさんは最初、他の家事作業の改善を先にするつもりでしたが、それは頻度が多いとはいえない作業だったため、より“頻度が高く”

“生活に影響が大きい”「味噌汁作り」を優先して改善してみました。

 

皆さんも、「この作業がなければスムーズに進むのに…」とか、「この作業がイヤでやる気が出ない…」と感じることがあるのでは

ないかと思います。

 

おそらく「そのイヤなポイント」が「ボトルネック」となっている可能性が高く、家事全体の効率を下げているかもしれません。

 

 

家事の改善に取り組む時はまず、「家事のボトルネックはどこか?」を考えてみてください。そして、その箇所の流れを良く

するように、優先的に効率化してはいかがでしょうか?